エアコン暖房での乾燥問題、解決策は?加湿器なしでできる7つの対策

生活

冬の間、エアコンの暖房は部屋を快適にしてくれますが、同時に乾燥も引き起こしますね。

部屋の乾燥は、肌のトラブルや喉の不快感、風邪のリスクを高めることがあります。

「加湿したほうが良いかも」と考える人も多いですが、加湿器の価格や種類が多くて選ぶのが難しいですよね。

そんな時、加湿器を買う前に試せる、部屋を潤す簡単な方法があります。

これから紹介する方法を実践してみて、その後で加湿器の購入を考えても良いでしょう。

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エアコンの暖房で部屋が乾燥するのはなぜ?

まずはじめにエアコンの暖房で部屋が乾燥する理由について知っておきましょう。

乾燥するということは湿度が低くなるということですよね。

乾燥する = 湿度が低くなる

この場合の湿度とは空気中に含まれる水蒸気量の割合のことです。

その部屋が乾燥する理由は

空気の温度が上がることなんです。

 

なぜ温度が上がると乾燥するのでしょうか?

まずはじめにエアコンの暖房で部屋が乾燥する理由について知っておきましょう。

乾燥するということは湿度が低くなるということですよね。

乾燥する = 湿度が低くなる

この場合の湿度とは空気中に含まれる水蒸気量の割合のことです。

その部屋が乾燥する理由は

空気の温度が上がることなんです。

 

なぜ温度が上がると乾燥するのでしょうか?

それは空気が水分を含む量は温度によって決まっているからなんです。

これを飽和水蒸気量といいます。

温度が高くなると空気中に含むことができる水分量は多くなり、逆に温度が低くなると少なくなります。

不思議ですよね。

この空気中に含む水分量の割合のことを

湿度 ⇒ 詳しくは相対湿度といいます。

室内の温度が上がると含める水分量は多くなるのに実際の水分量は一定ですから湿度は下がるわけです。

例:仮に飽和水蒸気量を10とした場合

(気温が低いとき)

飽和水蒸気量・・・10

水蒸気量・・・5

※この場合の湿度は50%
(水蒸気量/飽和水蒸気量)

気温が上がると飽和水蒸気量は上昇するが水蒸気量は変わらない
(気温が高いとき)

飽和水蒸気量・・・15

水蒸気量・・・5

※この場合の湿度は33%
(水蒸気量/飽和水蒸気量)

湿度は下がってしまう

そのためエアコンの暖房で部屋の温度が上がると乾燥してしまうわけです。

そこで必要になるのが加湿というわけです。

 

​​ 適切な室内湿度とは?理想の湿度範囲を知ろう

室内の湿度を適切に保つことは、健康や快適さに大切ですが、どのくらいの湿度が理想的なのでしょうか?

湿度が低過ぎると、肌の乾燥や喉の痛みが起きたり、風邪を引きやすくなることがあります。一方で、湿度が高過ぎると結露やカビの原因となる場合もあります。

理想の湿度レベルは、40%から60%の範囲が一般的に推奨されています。特にエアコンを使って暖房しているときは、この湿度範囲を維持することが重要です。

適切な湿度を保つためには、加湿が必要ですが、どの加湿器を選ぶべきか、価格面でも悩む人は多いでしょう。

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​​加湿器なしでできる、室内の乾燥対策方法はこれ!

加湿器を使わずに部屋の乾燥を防ぐ方法をお探しですか?いくつか簡単にできる対策をご紹介します。

最初に、湿度計を用意して部屋の湿度をチェックしましょう。これは100円ショップでも見つけることができます。

  1. 洗濯物を部屋で干す 洗濯物を部屋で干すと、乾く際に水分が蒸発し、部屋が湿るので乾燥対策になります。ただし、臭いが気になる場合は、できるだけ窓際や日当たりの良い場所で干すと良いです。
  2. 濡れタオルの活用 バスタオルを濡らしてハンガーに掛け、室内に置くのも効果的。乾いたら再び濡らして吊るすだけです。
  3. お湯を沸かす 料理の際にお湯を沸かしたり、お茶やコーヒーを淹れたりするときの蒸気も、乾燥対策に役立ちます。
  4. お風呂のドアを開ける お風呂から出た後、浴室のドアを開けて湯気を部屋に放出するのも一つの方法です。
  5. カーテンに霧吹き カーテンに霧吹きで水分を吹きかけることも、小さな加湿効果をもたらします。
  6. フローリングの水拭き フローリングの床を雑巾で拭くと、掃除ができる上に乾燥対策にもなります。
  7. 観葉植物の利用 部屋に観葉植物を置くと、その葉からの蒸発作用で自然な加湿が得られます。

これらの方法で、加湿器がなくても部屋の乾燥対策ができますよ。

 

冬の暖房時における乾燥防止方法まとめ

冬季、エアコンで暖める際の乾燥対策に、加湿器は必須ではありません。色々な方法があり、自分に合ったものを試してみるのが良いでしょう。

ただし、注意が必要な点もあります。例えば、水蒸気が特定の場所に集まると、その部分だけ湿気て結露やカビの原因になることがあります。

例えば、お風呂のドアを開けておく場合、ドア周辺の壁や天井が湿っていないか確認することが重要です。

また、やかんで沸かす際のように多量の水蒸気を発生させる場合は、壁から離れた部屋の中央で行うと良いでしょう。

このように乾燥対策を行いつつ、加湿器の購入を検討している場合は、さまざまな製品を比較してみると良いですね。

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