老後も安心！主婦が押さえるべき、長期勤務のコツと年金受給の最適な方法

年を重ねてもパート勤務、65歳までの続けられるか心配

仕事を続ける中で、年齢を重ねるごとに感じる不安があるでしょう。

体力的にも、働き続けるのが段々と大変になってくるのは自然なことです。

しかしながら、これからの生活を考えると、仕事を手放すのも簡単ではないですよね。

65歳を過ぎる前に辞めるべき？パートはいつまでが得策？

大切なのは、年齢よりも「自分の財政状況を把握すること」です。

たとえば、40歳でパート勤務していて、自分の保険がなく配偶者の扶養に入っている場合、受け取れる年金は最小限になります。

しかし、勤務時間を伸ばして保険に加入すれば、より良い年金を将来得られる可能性があります。

現代は100歳まで生きることが珍しくない時代です。長寿に伴うリスクも考える必要があります。

配偶者の年金と自分の貯金を合わせ、それがいつまで続くかを計算すると、「パートは何歳まで続けるべきか」が見えてくるでしょう。

現在の職を辞めたくなったり、社会保険への加入が困難な場合は、長期にわたって働ける新しい仕事を探すことを考えてみてはどうでしょう。

失業保険を申請しようとしている方は注意が必要です。実際には再就職の意志がないのに失業保険を受け取ると、不正受給になる恐れがあります。

また、年金には受給を遅らせて得をする「繰り下げ受給」という制度が存在します。このような情報を知っていれば、将来への不安が少し軽減されるかもしれません。

2013年に60歳から65歳に延長された定年は、2022年現在はまだ全ての会社で必須ではありません。

2025年4月からは、全ての会社で65歳までの定年制度が義務化されます。

また、2021年4月に変わった法律では、70歳まで働けるようにすることが会社の努力義務になりました。

「65歳の定年」が「70歳の定年」に変わる時が来るかもしれませんね。

でも、会社は定年まで働かせる義務があるけど、働く側は必ずしも定年まで働かなくても大丈夫です。

そうは言っても、なぜ多くの人が定年まで働こうとするのでしょうか。

最初に大切なのは、自分の財政状況をしっかりと把握することです。

どれくらいの貯金があるのか、家や車のローンはまだ残っているのか、これらについてしっかり考えてみることが重要です。

家をこれから購入しようとしている人は、ローンの計画を注意深く立てることが求められます。

例えば、70歳でローンを返し終える計画を立てると、特別な早期返済がない限り70歳まで働く必要が出てきます。

ローンで家を購入すること自体は問題ありませんが、30年ローンで購入した家は、返済完了時には築30年になっているという点も念頭に置く必要があります。

まずは、自分の経済状況をしっかり理解し、いつまで働くのが有利かを考えましょう。

通常、年金は65歳から受け取りますが、60歳から早めたり、遅らせたりすることもできます。

早く受け取ると金額が減り、遅らせると増えます。

特に66歳から75歳までの間に遅らせることができますが、1952年4月1日以前の生まれは70歳が限度です。

例えば、65歳で基礎年金が年60万円の場合、70歳で受け取ると約42.0％増加し、年間85.2万円になります。

これは月に約2万円増えることになります。

失業保険については、再就職の意志がないと受給できません。

単に休息を目的とした退職では受給資格がなく、不正受給となり問題が生じる可能性があります。

しかし、求職活動をしていることが証明されれば、給付を受けることが可能です。

もし「もっと楽な仕事を見つけたい」と考えているなら、失業給付の申請を考えてみるのも一つの方法です。

老後に対する心配は多くの方が共有しています。

退職のタイミングやお得に過ごす方法も大事ですが、一番重要なのは、自分のお金の状況をはっきりと理解することです。

それを踏まえ、年金を早く受け取るか遅らせるかなどの選択肢を考え、自分に合った将来のプランを立てましょう。

さらに、失業保険を申請する際は、自分が受給資格を持っているかどうかを確かめ、不正にならないように注意することが大切です。